| ◆驚異の紫外線、その正体は? |
| ■紫外線とは? |
| 太陽紫外線とは、太陽光に含まれる光成分で、人の目には見えないものです。可視光線(目に見える光線)よりも波長の短いもので、地球に届く太陽光のうちの6%程度に過ぎない。さらに、紫外線は、その波長によって3つに分けられます。 |
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| ◎紫外線の種類は? |
長波長
(UVA) |
321〜400nmの波長を持つもの。太陽紫外線のうち、約9割を占める。
UVAを浴びた後の日焼けはそれほど皮膚が赤くならず、あとで黒っぽい色素沈着が起こり、その状態をサンタンと呼ぶ。シミやシワの原因をつくる。 |
中波長
(UVB) |
291〜320nm波長を持つもの。UVAの線量の10分の1程度。
UVBは浴びた直後から赤くなり、皮がむけたり水泡ができたりするほどの日焼けになる。その状態をサンバーンと呼ぶ。また、皮膚がんの原因になる。 |
短波長
(UVC) |
290nm以下の波長のもの。現時点では、オゾン層が破壊されない限り、地表には届いていない。人工的にUVCを放出させて利用しているのが殺菌灯。 |
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| ■5月は要注意!紫外線が多い時期 |
実は、紫外線は日がサンサンと照る暑い時期だけではなく、5月のような爽やかな時期でも多い。
紫外線の特徴は・・・ |
● 春先の3、4月ごろからだんだん強くなり、5月から8月ごろまで多く、特に5月は多い
● 夏に強く、冬に弱い
●1日のうちもっとも強いのは午前10時から午後2時の間 |
| === この時間に外出するなら、しっかりと紫外線対策をしましょう。 === |
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| ◆紫外線がシミやシワをつくるしくみ |
| 紫外線によって肌は急速に老化します。シミやシワがつくられる仕組みは次のとおりです。 |
| ■紫外線によるシミはこうしてできる |
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| 1.紫外線を浴びる。 |
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2.それに対する防衛反応としてメラニン色素がたくさんつくられ、肌は黒くなる。 |
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3.メラニン色素はふつう28日周期の表皮の角化にともなって抜け落ち、肌色ももとに戻る。 |
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4.しかし、日焼けの程度がひどい場合、表皮が壊れてメラニン色素が真皮に落ち込み、色素沈着を起こしてシミになる。軽い日焼けでも、人によっては色素沈着を起こすこともある。 |
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| ■紫外線によるシワはこうしてできる |
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| 1.紫外線を浴びる。 |
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2.肌の弾力とハリを司るコラーゲンが断裂・変性する。コラーゲン産生量も低下する。 |
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3.真皮が委縮し、深いシワが出来る。 |
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| ◆紫外線から身を守れ! |
皮膚の色は、色素物質メラニンで決まる。メラニンの量が多いほど、肌の色は黒くなるし、日光に対する抵抗力があると言われている。白色人種はメラニンの量が少なく、黒色人種は多く、日本人のような黄色人種はその中間であるといわれている。
また、同じ日本人でも紫外線に対する抵抗力は人によって違う。大きく分けると、以下のように分けられます。 |
| ●日焼けのタイプは? |
A.日光にあたるとすぐ赤くなるが、黒くはならずもとに戻るタイプ
B.日光にあたるとそれなりに赤くなって、その後黒くなるタイプ
C.日光にあたるとあまり赤くならずに黒くなるタイプ |
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紫外線の影響を最も受けやすいのは、Aのタイプ。このタイプは、サンバーンを起こしやすく皮膚がんにかかる可能性が高いと言われている。また、Cのタイプは、サンタンを起こしやすく、シミやシワができやすい。
Bのタイプはその中間だ。「赤くならないから肌が丈夫」なのではなく、それなりに老化を早めているので、紫外線に強い人も弱い人もこれからの時期はしっかり対策しましょう。 |
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| ■これで完璧!紫外線対策 |
| これからの時期、注意しなければならない紫外線。できることなら、正午をはさんで前後2時間は外出を避けたいものです。でも、そうはなかなかいかないので、外出するならこんな対策をしましょう。 |
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帽子・サングラス・肌をあまり出さない服を着用しよう |
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紫外線を避けるための常套手段としては、帽子をかぶること。今さら・・・という気もしないではないが、帽子は直射日光を避けることができるため、顔の肌を守るだけではなく、白内障や熱射病の予防にもつながります。
帽子は、つばが7cm以上のものがベスト。約7cmのつばの帽子は、顔が浴びる紫外線の約60%をカットできるという。ただし、100%完全にカットすることは帽子だけでは難しい。
また、サングラスをかければそれだけ目が保護される。特に真夏の外出や冬のスキーなどの時には、UVカットされた安全規格のサングラスを使用しましょう。また、肌をあまり出さないような服を着ることももちろん必要です。 |
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日焼け止めを使う |
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最近は、日焼け止めも幼児用から男性用、女性用などバラエティー豊富で、しかも種類もたくさんあります。どんなものを選んだらいいのか、その目安となるのが「SPF」や「PA」という値です。紫外線のUVA、UVBは波長が違うため、それぞれをブロックするための成分も違ってきます。 |
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| ■SPFとは・・・? |
UVBを防御するレベルを表す指標で、Sun Protection Factorの略。
SPF=(サンスクリーン剤を使用した皮膚でのMED/(素肌のMED)で表わされる ※MEDとは、個人差はあるが、真夏の快晴の時20〜25分間日光を浴び、翌日その部分が
ほんのり赤く日焼けする程度(最小紅斑量)のこと。
つまり、サンスクリーン剤にSPF20とあれば、塗らなかった部分より日焼けするのに20倍時間がかかるということ。使用する場合は、次のことに注意しましょう。 |
● 一度にたくさん塗ってもあまり効果はない。こまめに塗りなおすのがベスト。
● 肌にあわないものもあるので、腕などに塗ってみてかぶれないかどうかを確かめて
おくこと。
●外国産のものは、一般にSPF値が高いが、そのまま日本人に当てはまるワケでは
なく、 白色人種のSPFが60なら、日本人は20くらいだと考えるのがいいとも
言われています。 |
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| ■PAとは・・・? |
UVAを防御するレベルを表す指標。Protection Grade of UVAの略。
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● PA+ → UVA防止効果がある
● PA++ → UVA防止効果がかなりある
● PA+++ → UVA防止効果が非常にある。これが最高ランク |
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| SPFはほぼ世界共通の指標だが、PAは日本だけの基準と表示である。が、SPFと併せて表示されることが多いので、サンスクリーン剤や化粧品を選ぶ時の参考にしましょう。 |