「知らなかった!」
そんな反応をされることがあります。
知らなかった、実は知りたいことだった、そんな情報は何人かの方にお話をして知らない方が多い、求めている方が多いと感じたものをブログの記事に採用しています。
美容的な話にはなりますが、実際のところバランスの良い使い方で、機能が高い体は美しいと思います、健康で動ける体=美しいと言っても過言ではありません。
キレイな体作りと痛みを改善するって、違うようで同じところもあったりします。
では本題へ~
脚の太さはどこで見るか?
多くの場合、脚が太いと悩む方や、変化したことを報告するような画像では正面から体や脚を写しています。脚が太い、細いの判断をするポイントは多くの方にとって前から見たときの状態です。
太もも周りの周径を比較することもありますが、見かけ上変化したことが分かりやすいのもまた、前から見た状態だと思います。
実は、この前側に付いている筋肉が脚を太く見せる要因の一つになっています。
太ももの筋肉は大きく分けて三つのブロックがあります。
前側・後ろ側・内側の三つです。
画像では前側をピンク、後ろ側を赤、内側をオレンジに塗ってあります。
日々の使い方が偏っていて、負荷が集中していると一部分だけが発達してきます。
前側の筋肉を無意識にたくさん使ってしまっていることで、負荷がももの前に集中し、ほかに比べて発達してしまう。
運動を頑張って全体的には細くなったのに、脚が細くならないのはこの要因が大きく関係しています。
前側優位と外側優位
上の断面図では、ブロックごとに黒い線で囲っています。この囲いは実際の体にも存在して、それぞれの「部屋」になっています。
ももに筋肉には外側のブロックがなく、その役割はほとんど前側が担当しています。
前側を優位に使っていると、ももの前側だけでなく、外側も発達してしまいます。
画像で言うと「外側広筋」です。
前と外側に筋肉が集中して付いた脚は、外側に広がって発達し、前から見たときに太く見える脚となるのです。
前側優位のデメリット
最初に書いた「健康で動ける体=美しい」というのは前側優位でいると見かけ上の問題だけでなく、疲れやすさや、張りを感じやすい、痛みを出すといったデメリットがあるからです。具体的には
1.腰への負荷が増える、張りや痛み・ぎっくり腰のリスク
2.膝の不調が出るリスク
3.歩く、座っていることが長時間続くと不調を感じるリスク
1.は前側優位になっていると、反対側にあるお尻やもも裏の筋肉が上手く働かずサボり気味になってしまうことで起きます。
椅子に座る、かがむ、しゃがむといった体勢を低くする動作では、上半身が前に傾いてそれを腰で支えています、その時にお尻やもも裏がサポートするのです。
前側優位ではそのサポートを受けにくく、負荷が腰に集中しやすいので、不調のリスクとなります。
2.膝の不調は「お皿」と呼ばれる膝の前側にある「膝蓋骨」という骨の周辺で感じることが多いです。
前側優位でいると階段の下りや、しゃがむときなどの負荷が筋肉を通してお皿や、その周囲に掛かって不調を感じるリスクとなります。
3.前ももの筋肉は骨盤からスタートしているものもあります、たくさん使っていて柔軟性が低下している場合、骨盤と太ももの骨の間にある股関節が伸ばしにくくなります。
すると上半身が前に傾いてしまい、腰や背中が丸まった様な体勢になりやすく、歩くときや、座っているときにキレイな姿勢を取りにくく体のどこかにストレスを感じるリスクとなります。
使われる機会が少ないことで、もも裏の筋肉の状態が変化して不調を起こす、ということもあります、施術の際にそういったタイプであるとわかった時には説明をしています。
キレイな姿勢は骨の上に骨があって、バランスが取れている状態。
それを筋肉が最小限の力で支えてキープしているのが「キレイな姿勢」と考えています。
ストレスや負荷が集中する所がなく、長時間その姿勢でいても疲れにくい状態。
バランスの取れた脚は前後に太い
太ももの筋肉に絞っての話ではありますが、前側を優位に使っていると見た目だけでなく色々な不調が起きる可能性があると書いてきました。後ろのブロックや、内側のブロックにある筋肉もバランスよく使ってあげると体に良いですし、太ももが前や外に成長しなくて済みます。
前側を使う動作ではほとんどの場合、お尻や太ももの他のブロックも使われます。
お尻には三つの筋肉があり、前や外に負荷が集中すると、外に広がる筋肉が発達してしまい、横に大きいお尻になる可能性があります。
バランスよく使うことで、前ももとお尻の外側は必要以上に発達せず。
その分もも裏とお尻が後方に発達し、前から見て締まった太ももと後ろから見てカッコいいお尻になります。
当院では施術で体を整えて不調を改善しますが、その不調は患者さんの生活から生まれると考えています。
無意識にどう体を使っているか、その中で症状に関連するものを見つけて、お伝えする・修正する、それによって気付いていただく。
それが院を離れた後も体に変化をもたらし、不調をなくしていく、良い状態が継続することに繋がります。
同じような問題に見えても、その状態は人によって違います。
脚が気になっている、自分に当てはまるところがあると感じた場合はジムのトレーナーさんや、こういった体の使い方も考慮して診てくれる先生に相談してみてはいかがでしょうか?
無意識のクセによって起きている場合が多く、自分ではどこをどう改善するべきかが分かりにくいです。
我流で対処をしてケガや不調を起こさないようお気を付けください。
当院でもそのような相談に対応しております。
お問い合わせのページからの質問してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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手技整体院 咲蛙(しょうわ)
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