痛みはどうして起きる?
基本的に患者さんには「絶対に使うなとは言いませんが、使い所に気をつけましょう」
と話しています。
人の感じる痛みで分かりやすいのは「炎症」で起きる痛み。
炎症は体が傷付いたり、異物が入って来たりして体の状態が変化した時に、元に戻そうとして発生します。
この炎症に反応して、脳から発痛物質が出ます。
発痛物質が炎症したところに到達することで痛みを感じます。
痛み止めの作用と副作用
痛み止めでよく聞くのは「ロキソニン」でしょうか。ロキソニンはこの発痛物質を出すのを止めて痛みを止めてくれます。
ただし止めるのは発痛物質の分泌だけではなく、内臓の血流を良くする作用や、胃や腎臓の機能を保つ作用も同時に止めてしまいます。
痛み止めと一緒に胃薬が処方されるのはそのためです。
炎症自体は消してくれません。
炎症が新たに発生して、強くなるを止めてくれる作用はありますが。
他にも肝臓や腎臓、血管の不具合が副作用にあります。
腎臓や肝臓、血管は体の解毒や代謝に大事な器官です。
ここがダメージを受けるという事は代謝が下がってしまい、炎症が起きやすくなります。
つまり
ロキソニンで痛みを止めると
痛みは止まる
炎症を抑える、けど消さない
そして
抑えられるけど、炎症は治りにくくなり
さらに
炎症が起きやすくなる
患者さんに気をつけて、とお伝えするのは常用すると炎症しやすい体になる事がある為なんですね。
でも、気にしている事はもう一個あって。
炎症から出るのとは違う痛みがあるんですよね。
それはロキソニン効かない事が多いです。
効いてもプラシーボ効果(思い込み)によるものであったり、あまり効かなかったり。
もし、そういった種類の痛みにお悩みの方が知らずに痛み止めを飲んでいたとしたら。
痛みが引かない上に副作用だけ蓄積していくってかなりよろしくないと思うのですね。
もう一つの痛みについての記事
痛みは脳がコントロールしている
痛みは
不安とか恐怖って感情をコントロールする所と連動しているから、飲まないと不安とか痛み出たら怖いってなって依存しちゃうんですよ。
飲まなくてもいいのに習慣的に飲んでたり、御守り代わりに何かの用事の前に飲んでたりする人も多いですが。
それもオススメしないです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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