足底腱膜炎について ランナーに多い~続き②

足底腱膜炎 治療 船橋
左 教科書的に平均的な足の骨の並び
右 足底腱膜が縮んで甲高になった足

投稿リスト
part1https://www.syo-wa.com/2019/10/blog-post_31.html
part2https://www.syo-wa.com/2019/11/blog-post.html

ハイアーチ・甲高による足底腱膜炎

最初の投稿でも書きましたが、この状態になることで足底腱膜炎になってしまうのは足底腱膜が縮んでしまい、その状態で走る、段差の上り下りをすることで足底を引き伸ばすと負荷に耐えられずに損傷や炎症が起きてしまうからです。

では、どうしてハイアーチになってしまうのか?
遺伝的な要素によって骨格がハイアーチになっている場合は、通常よりも足底腱膜が縮んでいるわけではないので、要因としてはそうでもないと思われます。

日々の使い方によって徐々にハイアーチになってしまった場合に、足底腱膜が縮んでしまうことで引き伸ばされる負荷に対応できないと考えます。
足裏の痛み 足底腱膜 整体
左から 教科書的に正常な背骨 真ん中 曲がり具合が変わった首と腰
右側 バランスを取るため膝も曲がった状態

骨盤と足底腱膜

ハイアーチになって足底腱膜が縮んでしまう、そこには骨盤の状態が関係しています。

上の画像のように、背骨は前後に湾曲しています。

頸椎胸椎腰椎骨盤(仙骨)が曲がっていることによってバランスを取っていますが、座っている時間が長いことなどで湾曲に変化があり、その変化が無意識にクセになっていると、いわゆる「姿勢が悪い」状態になってしまいます。

この状態になると、骨盤は後ろへ傾く「後傾」状態になります。

O脚の記事で以前書いていますが、骨盤が後傾すると連動して太ももの骨は外にねじれます。
太ももが外にねじれるのは、膝が外に開き、ガニ股傾向になるということです。

O脚の記事はこちら
https://www.syo-wa.com/2019/09/blog-post_26.html

さらに、重心が後ろへ、カカト重心気味になります。

ガニ股になると重心が外に、足の小指側に移ってしまいます。
そして重心がカカト寄りになると、指先が少し浮きます。

その場で再現してみると分かりやすいと思いますが、小指側、カカト側に重心が移っている状態は土踏まずが地面から離れます。

そして足の親指が地面から浮き気味になります。
この状態で長時間過ごしていると、親指を中心に浮いている指を付けようとして足全体が丸まっていきます。

この丸まっていくことがハイアーチを作り、足底腱膜を縮めてしまう要因になります。

使わない、足底腱膜を緩めるだけでは不十分

ここまでに書いた通り、骨盤が位置を変えると全体の状態が変わります。

それは、骨盤以外の場所が変化しても起きる可能性があります。

体は一部分が位置を変えると、連動して全体が変わります。

足底腱膜炎も、足底腱膜の状態が変化しているから緊張を緩めよう、炎症しているから使わないでおこう、だけでは不十分です。

足底腱膜へ負荷が集中するのは何故か?
足底腱膜が縮んでしまうのは何故か?

それは体が全体的にどんな状態、傾向にあるのか?
そこから、骨盤や背骨といった肩から先、股関節から先の状態に影響しやすい体幹部を中心とした施術を考えることが大切です。

痛みを感じている足裏に気を取られがちですが、全体はどんな状態か?
足自体はどんな状態か?

足裏の痛みで悩んでいる方へ、一度自分の状態について考えてみませんか?

一緒に考えることができます、良かったら当院にも相談してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【当院の場所】

手技整体院 咲蛙(しょうわ)

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