ルルベで足が張る 引き上げ動作との関係

バレエ整体 船橋 船橋駅

ふくらはぎや足裏が張る

バレエをされている方から多く受けるこのお悩み。
長い人は始めたての小さいころから悩んでいたりもします。

大人になってから始めた方ばかりでなく、子供の時から続けていても悩む人の多いこの問題について、よく共通している要因を説明していきます。

●ルルべしていると足やふくらはぎが張る、痛い。
●足底腱膜炎がある、なったことがある。
●長時間練習すると足がパンパンになる。
そんな皆様に読んでいただきたい内容です。

前重心が多い

ルルベ 足が痛い バレエ整体
体の真ん中とされる耳の穴に中心の青い縦線を合わせています。

先日相談を受けた患者さん
この方は小さい頃からバレエを習っていて、習い始めたときから練習でルルベを長時間した日はふくらはぎが張るということに長年悩んでいました。

画像を見てみると分かるのは「前重心」ということ。
説明にある通り、横から見たとき体の重心線は耳の穴から始まっていきます。
そこから肩の真ん中、股関節、膝のお皿の後ろ側を通りくるぶしの少し前を通るのが教科書的な正解です。

青い縦線を見ると、耳の穴に合わせたラインが足元ではくるぶしよりかなり前を通っています。
足の重心位置から比べて頭が前に出ている状態「前重心」です。

この「前重心」がもも裏からふくらはぎ、足裏を緊張させてしまう大きな要因となっています。
ではタイトルの引き上げ動作との関係は何でしょうか、続きで説明していきます。

引き上げ動作と反り腰

引き上げ動作については以前に
という記事を書きました、まだ読んでいない方はこちらも読んでおくとより理解しやすいと思います。

引き上げ動作でイメージすることと、注意点があります。
「背中を真っ直ぐ」「腰も同じイメージ」
背骨には前後に湾曲があり、頚椎は前、胸椎は後ろ、腰椎は前、仙骨(骨盤)は後ろと交互に湾曲しています。

引き上げ動作で背骨全体を真っ直ぐにしようとすると起きるトラブルが「腰も同じイメージ」にすることです。
後湾した胸椎を伸ばすイメージでそのまま腰椎まで伸ばすと、前弯をさらに強めてしまいます、これが「反り腰」という状態。

 つまり
●引き上げ動作で反り腰を作ってしまった
●知らずに前重心に
●もも裏から足裏まで緊張した状態
これがバレエをしている方に多いのです。

緊張して本来の力を発揮しにくいふくらはぎや足裏を使ってルルベをすれば張りやすい、痛み、炎症といった不調になることは避けられません。

長い期間放置するほど、腰や背中の筋肉や皮膚が反り腰によって縮められてしまいます。
癖が染みついているほど、修正にも時間が必要になってしまいます。

この記事を読んで感じるものがあったなら、一度ご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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